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2009-03-21 2009-03-25 追記あり 2009-04-25 さらに追記 photo from Wikipedia 水からの伝言 そもそもニセ科学とは 図書の分類 市立図書館でお願いしてみた このページを読んだあなたへの個人的なお願い図書館司書の方へ 子どもを持つお父さん、お母さんへ ニセ科学に反対する市民のみなさんへ 基本にして結論、アルファにしてオメガ はてブコメントをいただきました(2009-03-25追記) 新しい場所に移動しました(2009-04-25追記) 参考サイト 関連項目 水からの伝言 『水からの伝言』という本があります。著者の江本勝は、水を凍らせるときに「ありがとう」や「平和」など「よい言葉」をかけると美しい雪花状の結晶ができて、「ばかやろう」や「戦争」など「悪い言葉」をかけると汚い結晶ができる、と主張しているのですが、この本は有名なニセ科学書で、科学的な価値は何もありません。この本のどこがどう間違っているのかは、すでにあちこちで取り上げられています。『水からの伝言』について、詳しく知りたい方は以下のリンク先を参照してください。 まず最初に基本はこちら →「水からの伝言」を信じないでください 学習院大学理学部 田崎晴明教授のサイト 簡単に理解したいなら、親子の会話を通じてやさしく表現されたこちら →Interdisciplinary 或る親子の会話:水伝編 TAKESANさんのブログ そもそも科学以前に言語学的に間違ってるだろう、という指摘はこちら →「水からの伝言」に言語学の立場から反論する 思索の海 dlitさんのブログ その他にも、その気になって探せばたくさんあります。Wikipedia>水からの伝言もいいでしょう。 そもそもニセ科学とは 科学ではないのに科学であるかのように装ったものをニセ科学といいます。疑似科学やエセ科学ともいいます。多くの科学者(だけでなく普通の人にも)に追求された江本勝は、2005年12月5日号の週刊誌AERAで、『水からの伝言』を「ファンタジー」「ポエム」である、即ち科学ではなく物語であると言い訳しました。しかし、江本が経営する株式会社I.H.M.のトップページには「波動と水を科学する」と表記されています(2009年3月21日現在)。 図書の分類 『水からの伝言』はニセ科学の本であって科学書ではないのですが、近所の市立図書館では、自然科学>化学>無機化学のコーナーに並んでいます(2009年3月7日時点)。ノーベル化学賞候補といわれている飯島澄男・名城大学教授の『カーボンナノチューブの挑戦』と並んでいます。 先日、yamada_radio_clinicというブログの図書の分類_2というエントリーで、図書館での『水からの伝言』の分類を、435(無機化学)から147(超心理学・心霊研究)に変えてもらった、という記事を読みました。そんなことができるんだ!というわけで私も市立図書館に行ってみることにしました。 市立図書館でお願いしてみた 市立図書館の無機化学のコーナーにあった『水からの伝言』と関連書籍を持って司書の相談コーナーに行き、プリントアウトしておいたyamada_radio_clinic のページを見せて、事情を説明してきました。ついでに、市立の小中学校の学校図書室についても同様の心配があることを伝えました。司書は「検討してみます」とのことで、『水からの伝言』は開架からいったん引き上げられました。 カール・セーガンの本とグラハム・ハンコックの本が天文学のコーナーに並んでいるのも、なんだかなあ、という感じです。 このページを読んだあなたへの個人的なお願い 図書館司書の方へ 子どもたちや市民を対象にした『水からの伝言』と『水はなんにも知らないよ』の読み比べを企画してみてください。間違った本をただ遠ざける(これは一種の検閲です)のでは、せっかくの勉強の機会を逃すことにもなります。これは、情報を比較し評価する能力を身に着けるためのよい材料になると思います。 子どもを持つお父さん、お母さんへ お子様の学校図書館で、科学のコーナーに『水からの伝言』などのニセ科学書が紛れ込んでいないか、問い合わせてみてください。そして学校司書に、上の提案をしてみてください。 ニセ科学に反対する市民のみなさんへ あなたの住む町の公立図書館で、あなたの通う学校の図書室で、科学のコーナーに『水からの伝言』などのニセ科学書があれば、図書の正しい分類について、司書にそのことを話してみてください。 ニセ科学によって国家が崩壊の危機を迎えている、南アフリカ共和国のような例があります。日本から、人類から、すべてのニセ科学が追放されることはないのだろうけど、少なくともそれがはびこってしまうような状況にならないように。子どもたちにそんな未来を残さないように。そう願っています。 基本にして結論、アルファにしてオメガ tikani_nemuru_Mさんのブログ地下生活者の手遊びのエントリーまっとうなニセ科学批判・批判とは何かから一部を引用します。 現代社会において自然科学が一種の正統なる権力として機能しているということ、 ニセ科学はそうした正統性を擬装して、不当な権力を目的とした運動であることを考慮すると、 個別のニセ科学を具体的に論拠を示して叩いていく、飽かずに声をあげつづけることこそが、 基本にして結論、アルファにしてオメガなのではにゃーのだろうか? 私は、私のアルファ(第一歩)を実行に移してみました。あなたは、あなたのアルファを、ぜひ実行に移してみてください。 はてブコメントをいただきました(2009-03-25追記) 私の記事では本当に珍しいことなのですが、はてブのコメントをいくつもいただきました。 はてなブックマーク - cloud9scince @Wiki - ニセ科学と図書館 - そのうちのいくつかに、答えてみたいと思います。間違い、勘違いがありましたらコメント欄で教えてください。 matasaburoさん:これはすごいこと matasaburoさん、ありがとうございます。でも、まったくそんな評価には値しないと思っています。謙遜なんかじゃなくて、本当にたいしたことはしていません。yamada_radio_clinic のYamadaさんのなさったことをただマネしただけだから。きっかけを作ってくれたことも含めて、すべてはYamadaさんのおかげです。 T-3donさん:水伝はともかくマクロビ系はちょっと悩む所。 そうですね。「水伝」については、図書館における分類の基本となる図書館流通センター(TRC)の分類が、「超心理学・心霊研究」に変更されているため、図書館はただそれに合わせただけ、ともいえます。TRCの分類がそのままなら、分類の変更依頼が拒否されることも十分にありえるわけです。そんなわけで、使命に燃える図書館司書が欲しい、と思いました。読み比べを企画するのが難しかったとしたら、ニセ科学とそれを批判する本を並べた特設コーナーを作ることだって司書ならできるわけで。 「水からの伝言」VS「水はなんにも知らないよ」、「衝突する宇宙」VS「サイエンス・アドベンチャー」、「ズバリわかる!血液型性格BOOK」VS「血液型と性格」など。もっといい例もあると思うけど、パッと思いつきせん。何かいい例があったら教えてください。 kamezoさん:素晴らしい実践報告。後半の提案部分も素敵。 kamezoさん、ありがとうございます。求む、心ある図書館司書!そして、求む、子どものために立ち上がるお父さん、お母さん!ですね。 yumizouさん:図書館の分類として考えたとき、ニセ科学も科学関連には違いないだろうしなあ。 yumizouさんのおっしゃるとおりで、ニセ科学は「科学」ではないけど「科学関連」ですね。でも私は、ニセ科学を主張する本はやはり科学から外すべきではないかと思います。現在では、「科学」とは何かについて、かなり明確なコンセンサスが成立しています。これは主に、アメリカにおける創造論と進化論の対立の過程で明確にされたのだと思います(でいいのかな?)が、その条件に合うか合わないかで、完璧とはいえないかもしれないけれど、「科学」と「ニセ科学」はかなり明確に区別できると思います。そして、区別できるのなら(区別できるものから)、科学でないものは科学から外すべきだと思います。 kanimasterさん:学説が覆されるたびに図書の分類が変わる? 「ニセ科学」と「間違った学説(科学)」は別物です。たとえば天動説は間違った学説であってニセ科学ではありません。天動説は天文学の一部です。天文学を学ぶ上で、天動説は避けられないと思います。カール・セーガン(惑星天文学者)は、科学の方法論を学生に教えるにあたって、天動説を利用していたそうです。 surumeno13さん:錬金術に関する本も自然科学に分類されていたりするしなぁ。 錬金術も、当時の不十分な科学に依存した「間違った科学」であって「ニセ科学」ではないと思うのですが、いかがでしょうか。そういえばニュートンは、物理学の研究以上に錬金術の研究をかなりやっていましたね。 その他、ここには取り上げませんでしたが、コメントいただいた皆さん、ブックマークしていただいた皆さん、ありがとうございました。 新しい場所に移動しました(2009-04-25追記) 登録の変更をお願いして1ヶ月たち、「水からの伝言」関連書籍が147(超心理学・心霊研究)に移動しました。新しい場所では江原啓之と並んでいます。 改めて眺めてみると、この147(超心理学・心霊研究)という分類はスゴイ面子がそろってますね。横に並んでいる「ジュセリーノ予言集」というのは、Wikipediaを見ると、後出しじゃんけんで予言(?)する人の本のようです。 登録の変更をお願いして開架から引き上げられた後、しばらくの間はどこにも見当たらず、もしかしてクレームが面倒で、司書の方がそのまま閉架行きにしてしまったのでは、と心配していました。もしそうならそれは検閲にも等しい間違った行為なので、またまた司書にお願いしなくちゃ、と思っていたのでした。それが杞憂に過ぎなくてよかったです。 参考サイト yamada_radio_clinic>図書の分類_2 図書館の自由に関する宣言 地下生活者の手遊び>まっとうなニセ科学批判・批判とは何か 関連項目 HIV検査を受けてみた 関東地区女性校長会と『水からの伝言』 コリン・パウエルが私たちに語ったこと 壁と卵の間で:村上春樹 エルサレム賞受賞講演 科学的であるはずの現代医学は大きな間違いをしている。正統科学であり擬似科学ではないが、真正科学ではない、失策科学とでもいうべき。正統科学がすべて真正科学とは限らない、だからパラダイム転換が起きる。例えば、二重盲検法や統計によって検証することが科学的ということにはならない。ある物理的作用を簡単な法則性に従って加えれば、いろいろな病気が即効的に完治する。慢性肝炎や喘息・うつ病が一日で治癒してしまう。これは事実であり、物理的作用を加えたのであるから物理法則に従っているはずである。物理法則は極めて再現性が高い。しかるに、二重盲検法や統計は、ランダムな現象であることを前提としている。科学は経験的事実を対象とするものであり、数学的に成り立つことが事実であるとは限らない。現代医学は、論理や方法、適用すべき法則を間違えている、だから効果的な治療が行えない。いくつかコメントを書き込んでいます。「近々未来」・「失策科学」などをキーワードとして検索してください。 -- 近々未来 (2009-08-01 00 41 33) 近々未来さん、コメントありがとうございます。 当サイトの管理人のyu-kuboです。 えーーっと、大変申し上げにくいのですが、非常に残念なのですが、私はあなたのコメントをまるで理解できません。1㍉も理解できないでいます。追加で説明をいただいても理解できるとは思えないので、再度のコメントはご遠慮申し上げます。 -- yu-kubo (2009-08-04 20 08 05) 笑うしかありませんね。まあ、そんなものでしょう。現代物理学とはどのようなものか、そして、科学哲学を少し勉強しましょう。では、さようなら。 -- 近々未来 (2009-08-05 16 03 13) 近々未来さん、あなたが「コメントは遠慮して欲しい」という日本語を理解できないことはわかりました。 とても残念です。 -- yu-kubo (2009-08-11 07 08 20) EM菌とか脳科学とかも置いてあるのでしょうか? 脳科学にいたってはまともなものの方が少ない印象。。 -- lain (2015-08-19 09 21 43) 名前 コメント Copyleft2005-2009, yu-kubo.cloud9 all rights reversed
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ニセ科学・ニセ科学史の用語
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エア御用な人々 606 名前:地震雷火事名無し(catv?)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 09 53 47.68 ID F7ejXI5z0 [1/6] こなみ氏が言ってることが、気になる。 https //twitter.com/#!/konamih/status/100329597589139456 そういう流れを見ると,「安全神話は最大のトンデモ(ニセ科学)だったではないか」 という話は間違っていると思う。 それだけではなく,他にも安全神話とニセ科学を分ける特徴があるのだけど。 https //twitter.com/#!/konamih/status/100331209946697728 「安全神話」はまさに日本を支配するイデオロギーとして総動員体制で 吹きこまれているわけだし,非科学的であるという明確な論証もそうそう簡単じゃない。 https //twitter.com/#!/konamih/status/100332880340860928 少なくともニセ科学批判ではバカな議員をそしることがあっても, 政府批判にはならない。原子力の問題は巨大な権力相手の批判にならざるをえないぞ。 https //twitter.com/#!/konamih/status/100452192045117440 ニセ科学批判は一種のパターナリズムさね。少なくともそうなる可能性を持っているわけで 批判者はそのことに自制心をもっているものだ(と思う)。 一方,原発批判というのはぜんぜん違ったスタンスに立つことになる。 そもそも別問題だ。 607 名前:地震雷火事名無し(catv?)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 09 57 27.62 ID F7ejXI5z0 [2/6] 菊池誠や野尻僕ちゃんに、自制心は感じられないが、 ニセ科学批判の定義そのものを、 弱いものいじめ 体制には逆らわない 長いものには巻かれる 政府発表は信頼する ことを前提とするなら、 311後のニセ科学批判も、何ら間違ってないと言える。 609 名前:地震雷火事名無し(catv?)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 10 01 01.64 ID F7ejXI5z0 [3/6] 政府の装飾物を超える何かを、 ニセ科学批判に期待するのが間違いってことかねえ。 614 名前:地震雷火事名無し(兵庫県)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 10 12 11.03 ID zd09iK8L0 ニセ科学を批判する人たちは、 なぜ巨大な権力を背景にしたニセ科学に対しては何もできなかったのか。 そりゃ単に「勇気がなかったから」という話なのでは? 615 名前:地震雷火事名無し(catv?)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 10 15 11.83 ID F7ejXI5z0 [4/6] 614 権力が背景にあるものは、ニセ科学ではない という定義の問題かな。 617 名前:地震雷火事名無し(catv?)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 10 21 28.36 ID F7ejXI5z0 [5/6] メルトダウンもニセ科学も 言葉の定義の問題と。 そうすると、一貫性は維持される。 維持された、その何かの体系に、 価値を見出せるかどうかは、分からないがw 618 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 10 24 52.07 ID 7reOBlmN0 [3/4] 614-615 原発の「安全神話」は政治が作りだした産物であって 科学は批判されるいわれはないということでは? まぁ安全神話を作り上げる過程において原子力工学者達が荷担したことを どう思っているのかに触れないのは非常に卑怯だと思うが。 個人的には菊池達は放置で良いんじゃねと思うけどね。 ここで話題にすればするほど売名に荷担しているような気がするし、 実際のところ石川爺や田中俊一、山下達真性御用に比べてたいした影響力があるとも思えない。 そもそも門外漢だろう? 菊池達はよくいる権力に阿る小物にすぎんよ。 629 返信:地震雷火事名無し(福岡県)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 10 52 44.13 ID 4eZN1Pcx0 [1/2] 603 確かに、「科学的思考法を広める価値」を豪語していたニセ科学批判が 原発のようなものを批判できなかった(対象から外した)のはなぜなのか、 考える価値はあるかも知れないな。 「大学生がマルチ商法やカルト宗教の被害にあう」という状況から 大学の先生が問題意識を持ったというのが基盤にあるから、 「教育問題」「生活上の自己防衛」以上のものにはならなかったんだろうと思う。 (「小さな問題」って奴ね) そもそも原発については推進派にせよ反対派にせよ既に「専門家」が饒舌に語っていたわけで いかなる意味でも、スコープの違う人の出る幕ではなかっただろうよ。 630 名前:地震雷火事名無し(catv?)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 10 53 00.55 ID F7ejXI5z0 [6/6] 618 なんかねえ、やっぱり、ニセ科学批判に 期待しすぎた自分がいるんだよね。 もう価値なし。期待もできないってことは、分かってるんだけど。 原発が、ニセ科学批判の限界をはるかに超えることは分かった。 旧石器も、限界を超えてたかもね。 ニセ科学批判が有効かも知れないのは、水の伝言とか、米のとぎ汁までか。 何事にも限界はある。万能ではない。 ニセ科学批判の射程は、俺が個人的に期待していたより はるかに短くて、膝の上の現象までで、 ビッグサイエンスはそもそも埒外だったということか。 633 名前:地震雷火事名無し(福岡県)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 10 57 02.60 ID YimMpZww0 [2/2] 623 同意 ニセ科学批判は大いに結構 ただ、ある学者が自分の専門外のことについて御高説を垂れるのは、 「ニセ科学」にきわめて近い行為なのではないかと 635 名前:地震雷火事名無し(dion軍)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 10 59 20.74 ID DAAUElFf0 [2/2] 630 安斎氏のような人もいるわけだし、ニセ科学批判を全否定することもないのでは と学会周辺にいるような人たちがダメなのはまた別の話のような 637 名前:地震雷火事名無し(福岡県)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 11 01 43.82 ID 4eZN1Pcx0 [2/2] 630 ニセ科学批判の射程は、俺が個人的に期待していたより はるかに短くて、膝の上の現象までで、 ビッグサイエンスはそもそも埒外だったということか。 そのへんはむしろ 科学哲学や科学論の研究者の仕事だよね。 世間は高木先生の名前をたまに思い出すくらいで、ほとんど無関心だけど。 645 名前:地震雷火事名無し(関西地方)[] 投稿日:2011/08/09(火) 11 14 34.40 ID c4KorIpS0 [1/2] 606 要は、タブーのある所に神話はつきものだから、「原子力批判」というタブーに「安全神話」が ついてきた、ということでしょう。 そして、そのタブーを批判するということは、権力構造(小波氏がいう所の「日本を支配するイデオロギー」) を批判することになるから、ニセ科学(「米のとぎ汁」や「水からの伝言」など)批判の範疇に収まらない。 652 名前:地震雷火事名無し(catv?)[sage] 投稿日:2011/08/09(火) 11 56 06.52 ID scgFi9eh0 [2/3] 今まで、ニセ科学批判に過剰に 期待しすぎていたような気がする。 水と戯れるところまで、と明確に線引きすればよかったんだな。 そして、行政に口出ししないことだな。 山下の解任騒ぎとか、そういうのに口出ししない。 彼らにできるのは、水と戯れるまでなんだから。 657 名前:地震雷火事名無し(catv?)[] 投稿日:2011/08/09(火) 12 50 08.29 ID 3jjHskRW0 と学会初期のころから、ニセ科学批判は知的遊戯の一種にすぎないと思っていたが、 いつのまにかニセ科学批判自体にある種の道義的、精神的価値を見いだすムーブメントに発展?していた ことを今回の騒動で知った次第
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ニセ科学(疑似科学)とそれに対する批判の歴史 管理人連絡先:touhou_huhai@gemini.livedoor.com 年表 用語
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疑似科学(ニセ科学)とそれに対する批判の歴史的流れ 1976年4月30日―5月1日:米国カリフォルニア州バッファローのニューヨーク州立大学バッファロー校で開かれた「新非合理主義:反科学と疑似科学」と題する会合で、「超常現象の主張に対する科学的調査のための委員会(Committee for the Scientific Investigation of Claims of the Paranormal、CSICOP)」が設立される。*1 *1 CSICOP Timeline (http //www.csicop.org/si/2001-05/timeline.html)
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ニセ科学
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「ニセ科学批判」とは「ニセ科学を批判する事」です。それ以上でもそれ以下でもありません。ニセ科学批判の基本 ニセ科学の定義 定義にまつわる諸問題 ニセ科学を批判する目的 ニセ科学を批判する際の基本姿勢 ニセ科学を批判する動機 FAQ 「ニセ科学批判」批判 FAQ 「○○はニセ科学商品ですか?」 その他 悩ましい問題 注意事項 このサイトについて 参考文献 ニセ科学問題に関するリンク集 科学・ニセ科学・科学リテラシ等に関する書籍 リンクに関する注意 まだページ構成を変更する可能性があります. 個々のページにリンクをはっていただくのはかまいませんが,後でリンク切れになるかもしれません.
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似非科学・ニセ科学 [index] 放射能リスクについて異常なまでに煽る人には、似非科学を信じていることが多く、「放射能恐怖症」と「似非科学」は親和性が高いと思います。放射能怖さに間違った対策をすると、せっかく自分や家族に良かれと思ったことでも逆に健康被害に繋がることさえあります。 放射能に効く。という代替医療、健康食品、サプリメントの類は非常に怪しいものばかりです。 この手のものはマクロビ、EM菌、スピルリナなどが有名。 ニセ科学:科学であるかのように誤解させるもの ニセ科学の見分け方 屁理屈・ねつ造・陰謀論… その手口と対策 産業技術総合研究所櫻井啓一郎 PDFになっています。 http //ksakurai.nwr.jp/ の ニセ科学の見分け方」から右クリックでダウンロードしてください。 または http //ksakurai.nwr.jp/R/slides/Nisekagaku.pdf (PDFへの直接リンク) ニセ科学の見分け方:その研究論文は査読を受けているのか? 上記の「ニセ科学の見分け方」にも書かれていることですが、科学者が新しい事実を見つけた時、は論文という形で発表され、査読を受けます。査読というのは、発表された論文を公の場で専門家が「論文の間違いをチェックする仕組み」です。つまり、「査読を通った論文」というのは、専門家同士の検証が行われたもので、一定レベル、信頼ができる正しさが担保されているということになります。※それでも必ずしも絶対正しいというわけではありませんが。 ニセ科学と言われるものの多くは「査読」というプロセスを経ていません。例えばバンダジェフスキーの「セシウムが心臓に溜まるから危険」という主張の元になった論文(のようなもの)は査読を受けていません。査読をうけるような内容でないという意見さえあります。 続きをまた書く予定。 「似非科学」タグのページを一覧表示する 似非科学タグ 怪しい放射能対策、健康食品や検査 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/43.html 怪しい放射能対策、健康食品や検査についてのインデックスページ あなたの隣のニセ科学 (warblerの日記) http //d.hatena.ne.jp/warbler/20121116/1353064593 「ニセ科学」の中でも深刻なのが、健康関係のものです。効果が無いばかりか、それによって健康を害したり、害が少ないものであってもそれだけの治療に頼りきってしまうことで、病状が悪化して死に至ったりします。 ニセ科学に対して情報発信をしているwarblerさんのブログエントリーより JAPAN SKEPTICS (ジャパン スケプティクス) http //www.skeptics.jp/ JAPAN SKEPTICS (ジャパン スケプティクス)または『「超自然現象」を批判的・科学的に究明する会』は、「超自然現象」の批判的・科学的な研究の推進と研究者の交流を目的として、1991年4月に設立されました。
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ニセ科学の条件その1に関する問題(科学-非科学間のグレーゾーン問題)reference ニセ科学の条件その2に関する問題(「装っている」かどうかのグレーゾーン問題) ニセ科学の条件その1に関する問題(科学-非科学間のグレーゾーン問題) 科学と非科学の間に明確な境界線を引くことはできない。何故なら「反証可能性の有無」や「反証されているか否か」といった内容は単純に決められるとは限らないからである。一例を挙げるならば、どのような分野であっても、最先端の科学は必ず「未科学」の要素を含んでいると言える。 「グレーゾーンのどこに境界線を引くか」あるいは「そもそも境界線を設定出来るのか」というのは科学哲学上の重要な問題である。しかし、実を言えば、この問題(線引き問題)と「ニセ科学の定義と判定の問題」は別々の問題である。つまり、線引き問題を棚上げにしたままでも、ニセ科学を定義し判定を下す事は可能なのである。 グレーゾーンがある(科学と非科学に明瞭な境界線は無い)からといって、科学と非科学とが区別できないと考えるのはおかしい。白と黒がグレーのグラデーションをはさんで連続的につながっているからといって、白と黒が同じ色だという事にはならないし、もっと言えば、真っ白と明らかなグレーも違う色だし、明らかなグレーと真っ黒も違う色である。 「ニセ科学だ」として批判の対象となっているものは、見かけと実態の間に明らかな差異があるもの、つまり主張している色と実際の色が明らかに違うものである。具体的には真っ黒を真っ白だと言い張るもの真っ黒をグレーだと言い張るものグレーを真っ白だと言い張るもの明らかに濃いグレーを明らかに薄いグレーだと言い張るもの等は、いずれもニセ科学に含まれる。 reference 「科学哲学における線引き問題の現代的展開」 ニセ科学の条件その2に関する問題(「装っている」かどうかのグレーゾーン問題) 「装う」という語の意味に関しては定義の項である程度詳しく説明した。これは逆に言えば、詳しく説明しないと誤解されうるという意味でもある。 例えば(「ありがちな不毛な議論」のところでも説明するが)、「俺にはニセだと解っているから別に問題ない(≒騙される方が馬鹿)」という意見や「実害がなければ問題とは思わない(「自分の知る範囲内では」実害が無いと言っているだけ)」という意見などは「装う」の意味を正しく理解していないことと関連している。 もう一つ例を挙げるなら「詐欺との類似」がある。どれほど馬鹿げた内容であろうとも、現実に騙された被害者が存在すれば詐欺は成立しうる。「騙される奴が悪い」という自己責任論にも一理あるが、自己責任論を振りかざすほど被害は拡大し結果として「悪人を利する」事になるだろう。また、殆どの場合、被害が表面化する前段階で既に多数の予備軍がいるという点にも注意を払うべきである。 大雑把にまとめると「知識量・判断力・リテラシーには個人により大きな差があるので、個人の経験を過度に一般化すべきではない」「被害が明らかになってからでは手遅れ」となる。
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善意でニセ科学を広める人 「地獄への道は善意で敷き詰められている」のだけど. 「○○はニセ科学」というのを鵜呑みにする人 ニセ科学批判は,あらゆるものを「あれはニセ、これはニセじゃない」と分類することを目的にしているわけではない.それはやろうとしても無理だし,やっても意味がない.おかしいと思うものについて,どこがどのようにおかしいかを指摘しているだけ. 「ニセ科学判定」を求める人達がいる、ということは認識している。「△△は健康に良い」というアヤシイ(ニセ科学)情報を鵜呑みにするのと同じように,「○○はニセ科学」という情報を鵜呑みにしたりする人もいる.もちろんそれは望ましくないのだが、「鵜呑みにするのではダメ」ということを言い続けるしかない。 「ビリーバーは説得できない」「ビリーバーを説得するのが目的ではない」 「端から対話するつもりはない」という意味ではない いくら言葉を尽しても説得できないビリーバーが少なからず存在することは,これまでの対話の経験から知っている.そういう相手の考えを変えようとするのは諦めた. リソース問題.個々人ができることは限られている. ある人にとっては価値観・人生観に関わる問題を,ネット上で関わっただけの赤の他人が説得して変えるのは困難であるし,そもそもそうするべきなのかどうかわからない. ネット上でのニセ科学批判によって,「赤の他人であるビリーバーを説得する」ことはほぼ無理なので,それを主たる目標にはしない,という話であって,家族や親しい友人がニセ科学にはまっても説得する努力をしない,という話ではない. リンク 「説得」に関する考察